いぶろぐのガジェット日記

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iPhoneXを1日使ってみて、速攻で返品したお話

こんにちは。

私の住んでいる京都では、紅葉がそろそろ見頃です。

今日は発売されたばかりの「iPhoneX」を発売日の翌日に返品したお話です。

iPhoneX の第一印象


第一印象は、「やっぱり画面が大きい!すごい!」でした。

上のノッチは気になるものの、ブラウジングがすこぶる快適。

FaceIDもちゃんと使えるし、向こう2年くらいは頑張っていただきたい、と思っていました。

しかし...

結局返品を決意、そしてその理由


はい、結局発売日の翌日にAppleに送り返してしまいました。

手に入っていない方、本当に申し訳ないです。

ただ、こんなにソッコーで返品を決めた理由は、色々あるんですよ...

1. 操作方法が「ホームボタンをなくしたこと」のアンサーになっていない

まずはこれです。

iPhoneXからは画面下側のインジケータを基本としてジェスチャー操作が展開していきます。

しかし、これが「ホームボタン滅却」に対するアンサーになっていないんですよ。

画面の一番下まで親指を伸ばすことを日常的に行うのはそれなりに苦痛でしたし、ホームボタンでの操作より「便利」になったとは思えませんでした。

ホームボタンがないから仕方なくジェスチャー操作を追加した、という感じです。

2. FaceID、テメーはダメだ

これが一番大きな理由ですね。

Twitterやそこらのレビューでは、「FaceIDすごい!」という意見をよく見かけます。

しかしこれ、「FaceID」の技術そのものへの賞賛であって、「認証手段」として優れていると評価しているわけではありません。

事実、認証速度はTouchIDの方が数段優れています。


また、TouchIDではロック解除の流れが、

「ホームボタンを押す」→「そのままTouchIDでロック解除」

でしたが、FaceIDを採用したiPhoneXでは、

「画面をタップ」→「下側に指を持って行く」→「上側にスワイプしてロック解除」

となってしまい、1ステップ動作が増えています。

加えて、動画の通り認証速度自体もTouchIDに劣るため、全体的なロック解除時間はかなり遅くなってしまいました。

ロック解除のための初動動作からロック解除までの時間は、手持ちのiPhone5sよりも遅いんですよ。

もっともFaceIDの劣位が明らかになる、つまりもっともイライラさせてくれるのは、ApplePayを使う時です。

TouchIDを搭載した端末なら、

「ホームボタンに指を乗せたままiPhoneを読み取り機に置く」

これだけでメインカードによる支払いができていました。

しかしFaceIDを搭載したiPhoneXでは、

iPhoneを読み取り機に置く」→「顔面をiPhoneに読み取らせる」→「またiPhoneを読み取り機に置く」

2ステップも手間が増えてしまいました。

TouchIDでのApplePayはそれはそれはスマートなものでしたが、FaceIDでのApplePayは二度手間感があり、非常にイラつきました。

また、セキュリティの面でも、

  • 寝ている顔にサングラスを重ねるとロック解除された

  • 双子でない兄弟でもロック解除された

iPhone XのFace IDが双子でない兄弟の識別に失敗? - iPhone Mania

との報告があり、不安要素として残ります。

なので、FaceIDは個人的には完全に「ナシ」。

3. 有機ELじゃなくてもよかった

これは賛否両論ありそうですが、私は液晶のままがよかったな、と思っています。

スクロールはブレるわ、視野角は狭いわ、下のバーは焼きつく危険性があるわで、デメリットが非常に大きい。

そして、これらのデメリットを全て忘却させてくれるほど、画面が綺麗ではない。

特にスクロールのブレは顕著で、気分が悪くなります。

iPhoneXは「仕方ない」iPhone

ここまで散々批判してきましたが、iPhoneXの悪い面は「仕方ない」部分が多いです。

iPhoneが発売されてちょうど10年目のアニバーサリーモデルとして、世間の期待に応えるためにどうしても目新しさを演出しなければならなかった。

iPhoneXは実は2018年に発売予定で、商品の企画時間が短かったという記事もあります。

衝撃の事実。iPhone Xは2018年に発売される予定だった - Gizmodo

画面を極限まで大きくしたかったから、「仕方なく」ホームボタンを無くした。

ホームボタンがないから「仕方なく」ジェスチャー動作を導入し、「仕方なく」FaceIDを搭載した。

そういう匂いがプンプンするのがiPhoneXです。

「人柱になってでも、俺はAppleについて行く!」とおっしゃる信者の方は存在しそうですが、私はiPhoneXに14万円も払うほど盲目ではありませんでした。

これから予約する方、もう買ってしまったけど返品を迷っている方の参考になる記事であれば、と思います。

おわり。

追記

来年のiPhoneは、ぜひこのコンセプト通りに作っていただきたい!

iPhone 8コンセプトで、iOS 11ステータスバーとナビゲーションを想像 - AROUND MOBILE WORLD