古いMacBook AirにLinux Mint 19.2をインストールしたら、WiFiが使えなくなった
こんにちは。
本日は、僕が所有している古いMacBook Air(2013モデル、11インチ)をなんとか延命させようとLinuxをインストールしたところ、WiFiが使えなくなってしまったお話と、解決したお話です。
状況
環境
デバイス:MacBook Air 2013 11インチ
OS:Linux Mint 19.2
Kernel:4.15 → 5.3
こんな感じです。
Linux MintはUbuntuのLTSをベースにするため、デフォルトのカーネルは古め。
MacBook AirでWiFiを使えるようにする
これについては他にたくさん記事があるので割愛しますが、
bcmwl-kernel-source
をインストールすると使えるようになります。
が・・・Kernelのバージョンが現在最新の5.3だとインストールに失敗してしまいました。
原因と対策
18.04: bcmwl dkms compile fails with 5.3.0-20 kernel #729 - Github
こちらに解決策がありました。
bcmw-kernel-source_*.debを展開し、wl_iw.c
とwl_cfg_80211_hybrid.c
の「get_ds」を「KERNEL_DS」に変更して、
再度debファイルを作成し、インストールすると使えました。
経過
現在は普通に使えています。
Ubuntu 19.04を使用していたときは、スリープするとWiFiがしばらく使えなくなるという謎現象に見舞われていましたが、Linux Mintに移行してからはその現象もなくなりました。
macOSよりキビキビ動作するし、まだまだ古いMacBook Airでもやっていけそう。
おわり。