YouTubeをサムネイルつきで検索できるシェルスクリプト「ytfzf」
東方の新作「東方虹龍洞」、発表されましたね。
天空璋みたいな雰囲気になるのかな?めちゃくちゃ楽しみです。
今日はターミナル上でYouTubeの動画を検索できるなんかすごいシェルスクリプト「ytfzf」を使ってみたよというお話です。
インストール
シェルスクリプトなので、インストールもへったくれもないですね。
以下のリポジトリをクローンしてしまえば終了です。
使い方
単純に検索するだけならめちゃくちゃ簡単で、こんな感じでコマンド実行してやればOK。
./ytfzf -t 兎田ぺこら
すると検索結果がサムネイルつきで表示されます。
検索結果を選択すると、mpvが起動して動画を見ることができます。
ytfzfは他にもいろんなオプションが用意されていて、例えば「-ml」オプションを指定すると...
./ytfzf -ml 明日ハレの日、ケの昨日
こんな感じで、サムネイルなし、音楽のみ、再生後プロンプトに戻るって感じの使い方ができます。
ytfzfの中身
ちょっとコードを覗いてみると、面白い発見がありました。
それは「if
文がない」という点。普通シェルスクリプトっていったらこんな感じでif
文書きますよね。
if [ -z hoge ]; then echo "hoge" fi
ytfzfでは、if
文ではなくtest
文と&&
で「if処理」が実装されていました。こういう書き方もあるんだな〜。
#enable/disable history [ -z "$YTFZF_HIST" ] && YTFZF_HIST=${enable_hist-1} #enable/disable looping [ -z "$YTFZF_LOOP" ] && YTFZF_LOOP=${enable_loop-0} #enable/disable outputting current track to $current_file [ -z "$YTFZF_CUR" ] && YTFZF_CUR=${enable_cur-1}
要は直前のtest
文が成功していれば&&
以降の処理が実行されるというわけですね。こっちのほうがシェルスクリプト業界では主流なのだろうか?
あとはちょっと前にひと悶着あったyoutube-dl
もしっかり使われています。
感想
前職をやめてからOSSを触る機会が減ってしまったので、ブログの方で触っていきたいですね。
いろいろよくわからないOSSをインストールしたり使ったりするのは、意外と技術力向上につながるということがわかってきたので。
ではでは〜。
P.S.
東方虹龍洞の予想オープニングBGMのクオリティがすごい。ループで聴いてる。