いぶろぐのガジェット日記

いぶろぐのガジェット日記

ガジェットやOSS、その他興味のあるITニュースをぽつらぽつら投稿します。

ユーノスロードスターのステアリングがキシキシ鳴るのでステアリングボスを交換

F1が始まって歓喜しているいぶろぐです。 レッドブルホンダ、苦戦しておりますね・・・

夏場になると、うちのロードスターのステアリングが「キシキシ、キシキシ」と鳴り始めるので、ステアリングボスを交換してみました。


暑くなると鳴り始める

ロードスターに乗り始めて今年で2年目ですが、夏になるとステアリングを切ったときに「キシキシ」っていう音が鳴るんですよね。

夏に限らず車内の温度が上がると鳴り始め、エアコンで温度が下がると収まります。

引っかかる感覚があったのでステアリングボスのなんらかが膨張しているのかな、と思い、ステアリングボスを交換することに。


ステアリングボス選定

HKBかなあ

これを機に跳ね上げ式のステアリングボスに交換しようかなと思いましたが、お値段を見て尻込み。

ステアリングコラムの交換も必要になりそうだったので、安心と信頼のHKB製を選ぶことにしました。

自分のロードスターに適合するボスはどれ?

ユーノスロードスターはステアリングボスの形状が複数あるらしく、自分が乗っているNA8C Sr 1.5 VスペシャルはOR-18が適合するみたい。

www.amazon.co.jp

MOMO純正ステアリングがついているモデルはOR-119が適合する模様。

(最初間違ってOR-119を買ってしまいました・・・装着できそうではありますが、ステアリングは大切な部分なのでOR-18を買い直しました)


交換作業

最初にバッテリーのマイナス端子を外しておきます。これをやらないとホーンが意図せず鳴ってしまうので要注意。

バッテリーを外したらホーンボタンを取り外します。するとステアリングボスを固定するためのナットが出現。

f:id:ibulog_iblog:20200802195509j:plain

ナットは非常に強く固定されているので、左手でステアリングを固定しながら頑張ってナットを外します。

ナットを少し緩めた状態で、ステアリングごと上下にガタガタ揺らすとボスが外れます。

f:id:ibulog_iblog:20200802195425j:plain

新旧ボスを比較するとこんな感じ。特に劣化は見られませんが・・・交換して音が収まってくれるとうれしいところ。

f:id:ibulog_iblog:20200802195457j:plain

グリスを塗り塗りしてステアリングボスにステアリングを固定し、ナットでボスを固定します。固定にはトルクスレンチを用いて適切なトルクで締めておきます。

f:id:ibulog_iblog:20200802195444j:plain

交換してみて

試運転した感想は・・・

ロードスターパワステってこんなに軽かったんだ笑」

でした。

間違いなく古いボスが劣化してなんか引っかかってましたね。すいすいステアリング切れるようになりました。

もちろんキシキシ音も解消。ボスの値段が2000円くらいだったので、もっと早くやっておけばよかったなあ。


P.S.

今年は車検。ステアリングラックブーツは破れていて交換確定なので、早めに作業するなりお店にお願いするなりしなければ。

Ubuntu 20.04でsystemd-bootを試してみたら、けっこういい感じだった

最近姿勢を正そうと頑張っているいぶろぐです。

Linuxのsystemdに「systemd-boot」という軽量ブートローダーが組み込まれているということを知ったので、Ubuntu 20.04でちょっと試してみました。


systemd-boot

Arch Wikiによると・・・

前は「gummiboot」という名前だったらしい。

Arch Wikiが詳しいです。

wiki.archlinux.jp

適当にまとめると、以下のような感じらしいです。

・systemdが入っていれば導入可能

・起動が速い

・ESPからしカーネルをロードできない

・セキュアブート対応

ラップトップのブートローダーなんて速ければOKと思っているので、早速入れてみることに。


導入方法

ブートローダーインストール

以下、Ubuntu 20.04環境でやってます。とりえあず下記コマンドでブートローダーをESPにインストール。boot領域をいじるので、rootユーザーで作業したほうが楽です。

bootctl install

エントリーファイル「/boot/efi/loader/entries/ubuntu.conf」を作成します。GRUBでは「grub.cfg」にすべてのエントリー情報が記述されていますが、systemd-bootでは「entries」ディレクトリの下にエントリーごとにファイルを作成するようです。

エントリーファイルの中身はこんな感じ。

title   Ubuntu
linux   /vmlinuz
initrd  /initrd.img
options root=UUID=blkidで調べたUUID quiet splash rw
#追記:btrfsをrootディレクトリに使っている場合は「rootflags=subvol=@」が必要でした

OSが入ったディスクのUUIDはblkidなどのコマンドで調べてください。なお、カーネルイメージやinitrdのパスはESPのrootから相対パスで記述します。Ubuntuはデフォルトでは「/boot/efi」にESPをマウントするので、上の設定は「/boot/efi」直下にカーネルイメージを配置する場合の記述になります。

ついでにこんな感じで前バージョンのカーネル用エントリーファイル「ubuntu-old.conf」も記述しておくことに。

title   Ubuntu-old
linux   /vmlinuz.old
initrd  /initrd.img.old
options root=UUID=blkidで調べたUUID rw

続いて「/boot/efi/loader/loader.conf」を下記のように編集。defaultにはデフォルトで起動したいOSのエントリーファイル名を拡張子なしで指定します。カーネルパラメータに「init=/bin/bash」などと指定されないよう、editorの項目でカーネルパラメータの編集を無効にしておきます。ブートメニューは非表示にしたいのでtimeoutの項目はコメントアウト

#timeout 3
default ubuntu
editor no

ここまででブートローダーの設定は完了です。


カーネル関連をごにょごにょ

Ubuntuはデフォルトだと、

・「/boot/efi」にESPをマウント

・「/boot」にカーネルイメージやinitrdを配置

となっているのですが、systemd-bootはESPからしカーネルをロードできません。「/boot」にあるカーネルイメージはロードできないので、「/boot/efi」にコピーしてあげる必要があります。

というわけでコピーします。「/boot」以下の無印カーネルイメージやinitrdは最新のイメージへのシンボリックリンクなので、-fオプションだけ指定してcpしてやれば実体がコピーされます。

cp -f /boot/vmlinuz /boot/efi/vmlinuz
cp -f /boot/initrd.img /boot/efi/initrd.img
cp -f /boot/vmlinuz.old /boot/efi/vmlinuz.old
cp -f /boot/initrd.img.old /boot/efi/initrd.img.old

といってもaptでカーネル更新するたびに毎回イメージをコピーしてエントリーファイルを修正するのはかなり面倒なので、systemdのユニットファイルを作ってカーネルを更新したら自動でコピーするように設定しておきます。

まずはパス監視用のユニットファイル「/etc/systemd/system/kernel-update.path」を作成。カーネルが更新される≒initrdが新しく作成されるというわけで、initrdを監視しています。

[Unit]
Description=Copy Kernel to ESP

[Path]
PathChanged=/boot/initrd.img

[Install]
WantedBy=multi-user.target
WantedBy=system-update.target

カーネルをコピーするためのユニットファイル「/etc/systemd/system/kernel-update.service」も作成。

[Unit]
Description=Copy Kernel to ESP

[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/usr/bin/cp -f /boot/vmlinuz /boot/efi/vmlinuz
ExecStart=/usr/bin/cp -f /boot/initrd.img /boot/efi/initrd.img
ExecStart=/usr/bin/cp -f /boot/vmlinuz.old /boot/efi/vmlinuz.old
ExecStart=/usr/bin/cp -f /boot/initrd.img.old /boot/efi/initrd.img.old

あとはsystemdのサービスとして有効化。

systemctl enable kernel-update.path

これでapt経由でカーネルを更新しても自動でイメージがESPにコピーされるようになり、systemd-bootによるブートの準備も整いました。


どんくらい速いの

とりあえず起動するか確認

まずはefibootmgrしてみます。

# efibootmgr
BootCurrent: 0000
Timeout: 10 seconds
BootOrder: 0001,0000,2001,2002,2003
Boot0000* EFI Hard Drive (LITEON CB1-SD256)
Boot0001* Linux Boot Manager
Boot2001* EFI USB Device
Boot2002* EFI DVD/CDROM
Boot2003* EFI Network

Linux Boot Manager」というやつをUEFIでブート先にしてやればいいみたい。特にスクショはないですが、しっかり起動しました。スペースキー押しながら起動するとブートメニューが出ます。

GRUB2と比較して起動の速さは・・・

MateBook X 2017でこんな感じでした。systemd-bootの方が速い。設定もシンプルなので意外といいかもです。

  GRUB2    systemd-boot 
16.8秒 13.8秒


systemd-bootに乗り換え

特に問題なさそうだったので、GRUB2からsystemd-bootに乗り換えました。GRUBアンインストールってけっこう新鮮な体験でしたね。

個人的にsystemdは好きなので、この調子でcronとかも置き換わっていくといい感じです。


P.S.

二尊院、本当によいところ。

SESAME miniのロックをMi Band 4で無理やりこじあけてみた

ちょっと油断したら半年弱記事を書いていなかったいぶろぐです。

タイトルには「無理やり」という言葉を入れましたが、ちゃんと正規の手順を踏んでおります。


いきさつ

SESAME miniを買った

いぶろぐはよく持ち物をなくします。家の鍵も例外ではありません。

なくした後に探して出てくればいいのですが、先日家の鍵をガチで紛失してしまいまして。

「家の外に鍵を持ち出すから鍵がなくなるのだ!鍵を持ち歩かなくて済むスマートロックを導入しよう!!」ということで、評判がよく価格も比較的安い「SESAME mini」を購入。

元気に働いてくれています。 f:id:ibulog_iblog:20200511233059j:plain


どうせならMi Band 4で開錠したい

いぶろぐは現在スマートバンド「Mi Band 4」を愛用しております。 f:id:ibulog_iblog:20200511232452j:plain

最近はPR動画でコケたXiaomiですが、ハードはやっぱりいい。Apple Watchから乗り換えて大正解でした。

ただ、Apple WatchSESAME miniに対応していて、Apple Watchからドアの鍵を開けることができるんですよね……

なんか悔しいので、Mi Band 4でもSESAME miniの鍵を開けてみることにしました。


やりかた

必要なもの

  • SESAME mini
  • SESAME miniのWi-Fiモジュール
  • Mi Band 4
  • Notify & Fitness for Mi Band
  • IFTTT

SESAME miniの設定はモジュールともどもよしなにやっておいてください。クラウドとの連携もオンにしておく必要があります。

また、「Notify & Fitness for Mi Band」はAndroidのアプリなので、Google Play Storeからインストールしておいてください。

play.google.com

これ、Xiaomi謹製の「Mi Fit」よりもかなり高機能なので、とってもおすすめです。Mi Fitなしで動かせる裏技もあるので、中華アプリを入れたくない方にもおすすめ。

あとはIFTTTですが、アカウントを作っておいてください。

ifttt.com

それでは手順というか、備忘録を書いていきます。


手順

1. 下記URLを参考にして、SESAME miniとIFTTTを連携させます。

ameblo.jp

2. IFTTTのサイトにアクセスし、

「My services」 ↓

「Webhooks」 ↓

「Settings」

と進み、URLの「https://maker.ifttt.com/use/〇〇」の部分をメモしておく

3. IFTTTにて「手順2で設定したWebhookが発火したら、SESAME miniを開錠する」というアプレットを作成する

具体的には……

「Create」 ↓

「This」 ↓

「Webhooks」 ↓

「Receive a web request」 ↓

「Event Name」を適当に入力 ↓

「Create trigger」 ↓

「That」 ↓

Sesame by CANDY HOUSE」 ↓

「Open Sesame」 ↓

「Create Action」 ↓

「Finish」

これでIFTTTの設定が完了します(全部文字ですみません……)

4. Notify & Fitness for Mi Band側で、Mi Band 4のアクション経由でIFTTTを操作する

具体的には……

「設定」 ↓

「タッチボタン」 ↓

「Button actions - swiping」 ↓

「ボタンの操作」で「IFTTT webhook」を選択 ↓

「設定」 ↓

「イベント名」に先ほどIFTTTで入力した「Event Name」を入力 ↓

APIキー」に先ほどメモしたURLの〇〇部分を入力 ↓

「テスト」を実行

SESAME miniがきちんと開錠できれば、設定はすべて完了です。


いざ実行!

ボタンの動作は以下の動画がわかりやすいです。

実際にやってみると、無事Mi Band 4でSESAME miniを開錠できました!


ひらけゴマ、できたけど……

まあこんな感じで開錠できるようになったわけですが、予想はしていたものの「レスポンスが激遅」です。

Mi Band 4で操作して、だいたい8秒くらいで開錠されるイメージ。しかもラグが一定ではなく、10秒以上かかることもあります。

なので、いい感じに玄関に着く前に操作して、オートロックの時間も調整しておく必要があります。

さらに致命的なのが、なぜか勝手にSESAME miniが開錠されますwww

履歴を見るとIFTTT経由で開錠されており、大体毎日同じ時間帯で開錠されるので、何かがあるんだろうなと思っていますが、まだ詳しく調査できていません。

オートロックを設定しているので開きっぱなしにはならないのですが、この辺は追ってレポートできたらなと。

スマホを操作せずに鍵を開けることができるようになったのは快適といえば快適なので、満足はしています。


P.S.

曽爾高原、気持ちえぇ~。3密を回避しながら気分転換できるので、自粛で鬱屈とした関西人はぜひ。 f:id:ibulog_iblog:20200511233040j:plain

無印のHuawei MateBook XにUbuntuをインストールした

今年は暖冬なので、こたつだけで越冬できそうだと感じているいぶろぐです。

今日は3年ほど前に発売されたHuaweiの「MateBook X」を買って速攻Ubuntuをいれたよというお話です。


いきさつ

今まで2013年モデルのMacBook Air 11インチを使っていたのですが、低解像度の液晶画面にメモリ4GBはさすがに厳しくなってきました。

筐体が薄くて軽くてFHD以上の液晶でメモリ8GB以上で安いPCはないものかと探していたら、HuaweiのPCが良さそうということで、買ってしまいました。 f:id:ibulog_iblog:20200126202904j:plain


MateBook Xのつかいごこち

めっちゃいい。薄いから持ち運びしやすいし、バッテリーもそこそこ持ちます。

USB-Cから充電できるのもいい感じ。ノートPC、スマホ、イヤホンの充電をケーブルひとつ持ち運ぶだけでカバーできるようになりました。

指紋認証の精度だけマイナス要素で、3回に1回くらい失敗してしまいます…

中身はWindows 10 Homeでしたが、自分のデスクトップPCにWindowsが入っているので、MateBook XにはUbuntuを入れることにしました。


片方のスピーカーからしか音が出ない

普通にLiveUSBを作成してインストールすると、デフォルトでほとんどすべてのハードが動く状態。「すげえ」と思いました。

ただ、左スピーカーからしか音が出なかったので解決策を探したところ、Launchpadの投稿を見つけました。

Comment 25 for bug 1721987 https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/linux/+bug/1721987/comments/25

上記のサイトからスクリプトをダウンロードし、Systemdにサービスとして登録して有効化すると両方のスピーカーから音が出るようになりました。

指紋認証だけは使えませんが、もともと使っていなかったので問題なし。


中華PC恐るべし

Xiaomiのスマートバンド「Mi Band 4」を使ってから、中華製品のコスパの良さにハマりつつあったのですが、今回のMateBook Xで中華製品に対する印象はさらに良くなりました。

当然バックドアが仕込まれている可能性もありますが、イギリス政府もHuaweiの5Gインフラ導入を検討していますし、Xiaomiの日本進出も相まってどんどん中華製品が使われてくことになりそうだと感じました。

おわり。


P.S.

Ubuntu 19.10の壁紙になってるオコジョ、かわいい。 f:id:ibulog_iblog:20200126202915p:plain

ユーノスロードスターのパワーウィンドウが故障したので、自分で修理した

こんにちは。

新しい職場にも徐々に慣れ始め、エンジニアとしての初仕事も終えほっとしています。 寒くなってきたので、体調には気をつけていきましょう。

今日はロードスターのお話です。うちのユーノスロードスターも他の多くの個体と同じく、パワーウィンドウが故障してしまったので、自分で修理してみました。


その時は突然やってきた

ある日、助手席のパワーウィンドウを上げながらちょっとした段差を乗り越えようとすると・・・

バツン」

という音とともに、パワーウィンドウが動かなくなってしまいました。

モーターの音は聞こえるのですが、窓が動きません。

もともと助手席側は窓が上がるのが遅く、「そろそろぶっ壊れるかも」と思っていたのですが、ついにその時が来てしまった、と思いました。

ディーラーに頼むと4万円くらいかかるとのことで、自分で直すことにしました。


自分で修理

買ったもの

  • NAY1-58-5X0 - ケーブル NO.1 (NA) 1,725円
  • NAY1-58-5Y0 - ケーブル NO.2 (NA) 1,725円
  • NA02-59-563 - ドラム(L) P.W. レギュレータ (NA) 380円
  • NA02-59-861A - スクリーン(L) フロント ドア (NA) 1,100円
  • NAXU-58-515 - NAロードスター用 GLASS ROLLOER 500円
  • NAXU-58-524 - NAロードスター用 GLASS STOPPER 500円✕2

全部モノタロウで購入、6430円(税抜き)です。休日のキャンペーンコードを使ったので実際に支払った金額は5%割引されてました。

今回はレギュレーターやモーターなどは再利用、ワイヤーだけの交換を行うのでお安くできました。毎年メンテするところでもないので樹脂類は交換。

自分は助手席側のパーツを購入しましたが、運転席側を交換する場合は別の部品を購入する必要あり。

修理手順

ネットの記事を参考にしつつ、「バラせばなんとかなるやろ」精神で適当にナットやらボルトを外していきます。

まずは内装を外します。色んな所にネジがありますが、ほぼ見えるところにあります。

ドアの取っ手部分と写真の部分にネジが隠れていました。

内装を外したらビニールのスクリーンが出てくるので、外していきます。ブチルゴムがどうしても残ってしまいますが気にしない。気になる場合はブチルクリーナーなどを使うといいと思います。

あとはボルト、ナット類を全て外せばアクセスできます。ドアの下部分にもナットあり、窓とパワーウィンドウの固定部は窓をいい位置に移動させるとネジにアクセスできます。

窓を外せました。ここまで来るとレギュレーターやモーターも簡単に外せます。

寒いので外したレギュレーターとモーターを持って室内に移動。

生キャラメル状態の古いグリスをきれいに拭き取って、ワイヤーを組み付けていきます。

組み付け時メモ

モーターについてる黒いやつが固着して外れない

写真に写っている黒い土台のようなパーツが2つありますが、これが固着して全く外れません。

ペンチ必須だと思います。

自分は新しい部品を取り付ける際に556を吹き付けておきました。

バネは収縮させた状態にしておく

写真のように結束バンドでバネを収縮させておかないと、絶対にワイヤーを巻きつけることができません。

組み付け向き

ネットで調べるとワイヤーの組み付けミスが多く見られますが、

「モーターとレギュレーターのボルト取付部が、どちらも自分の方を向くようにする」

これだけ意識すれば、運転席でも助手席でもワイヤーの巻き付けミスはなくなると思います。

せっかくなので窓の樹脂類も交換。ここには樹脂のパーツがあるはずなのですが、経年劣化で完全に消滅していました。

こんな大きいトルクスドライバーは持っていないので強行突破。新しい部品に交換。

あとは取り外しの逆手順で取り付ければ完成!


感想

思ったよりも簡単

ネットでは苦戦している記事が多かったので戦々恐々としていたのですが、取り掛かってみるとそんなに難しくはありませんでした。

総作業時間は3時間弱くらい。まったりやったいたのでもう少し早くできたかも。

あらかじめ他の記事で予習していたかいがあった。

構造的な欠陥なので、いずれ再発する

このパワーウィンドウのワイヤー切れですが、ワイヤーがなんのカバーもなくむき出しなことにより、ワイヤーが錆びてしまうのが原因です。

現在のパーツでも改善されていないので、また何年後かにはワイヤーが切れることでしょう。

古いクルマに乗ってる感があります。

おわり。


P.S.

運転席側のパワーウィンドウも「ジョリジョリ」と不吉な音がし始めたので、また同じ作業をやることになるかも・・・

古いMacBook AirにLinux Mint 19.2をインストールしたら、WiFiが使えなくなった


こんにちは。

本日は、僕が所有している古いMacBook Air(2013モデル、11インチ)をなんとか延命させようとLinuxをインストールしたところ、WiFiが使えなくなってしまったお話と、解決したお話です。


状況

環境

こんな感じです。

Linux MintUbuntuのLTSをベースにするため、デフォルトのカーネルは古め。

MacBook AirWiFiを使えるようにする

これについては他にたくさん記事があるので割愛しますが、 bcmwl-kernel-sourceをインストールすると使えるようになります。

が・・・Kernelのバージョンが現在最新の5.3だとインストールに失敗してしまいました。


原因と対策

18.04: bcmwl dkms compile fails with 5.3.0-20 kernel #729 - Github

こちらに解決策がありました。

bcmw-kernel-source_*.debを展開し、wl_iw.cwl_cfg_80211_hybrid.cの「get_ds」を「KERNEL_DS」に変更して、 再度debファイルを作成し、インストールすると使えました。


経過

現在は普通に使えています。

Ubuntu 19.04を使用していたときは、スリープするとWiFiがしばらく使えなくなるという謎現象に見舞われていましたが、Linux Mintに移行してからはその現象もなくなりました。

macOSよりキビキビ動作するし、まだまだ古いMacBook Airでもやっていけそう。

おわり。

Mi Band 4を使ってみたら、Apple Watchが不要になった


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こんにちは。

今日はずっと気になっていた「Mi Band 4」を購入して使ってみたところ、

もう手放せないほどいいガジェットだったので、

以前所有していたApple Watchとの比較もしながらご紹介します。


第一印象

見た目はやっぱりお値段並

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/ibulog_iblog/20191012/20191012001206.jpg

私はメルカリで4000円くらいの新品を購入しましたが、質感などの細かい部分はやはりお値段並だな、と感じました。

バンドも特に高級感があったり、Apple Watchのスポーツバンドみたくツルツルサラサラ、といったわけでもありません。

かと言ってバリがあったり作りの甘さがあるわけでもないので、最低限のラインはクリアしていると思います。

軽い!

腕に装着してすぐに「軽っ!」と驚きました。

Apple Watchとは比較にならないくらい軽いです。

これなら一日中つけていても疲れないだろうな、と思いました。


Mi Band 4のいいところ

いいところは先程あげた「軽い」以外にもあります。

バッテリー持ちがいい

私は現在、

  • 心拍数は10分毎に計る
  • スマホの通知を表示する

以上の機能をオンにして使用しているのですが、それでも10日くらいは余裕で持ちます。

Apple Watchを使用していたときは毎日充電しなければならなかったのですが、

Mi Band 4なら気がついたときに充電できます。

Apple Watchも毎日充電することがルーティンになるので、通常の生活を送る分にはいいのですが、

時たま泊まりの外出などがあると、充電コードを忘れてしまったり、充電することそのものを忘れてしまったりするんですよね。

Mi Band 4を使い始めてからは、「バッテリー残量は50%だけど今日はもう出かけないし充電しておこうかな」といった充電の仕方が可能です。

個人的には、「10日間充電しなくてよくなった」ではなくて、「10日間いつでも充電できる」という感覚が強く、充電タイミングの自由度が高いことはかなりストレスフリーになりました。

文字盤を変更可能

Mi Band 4では、かなり自由に文字盤を変更することができます。

アプリにも文字盤が用意されていますが、いろいろな場所で文字盤が公開されています。

中には権利的にアレな文字盤もあります・・・

amazfitwatchfaces.com

Apple Watchでは文字盤の自由度はほとんどなかったので、この点も面白いです。

機能は意外と揃っている

Mi Band 4ですが、値段の割には機能が充実しているように感じます。

  • 歩数計
  • 心拍計
  • 5気圧防水
  • ワークアウトモード
  • Do Not Disturbモード
  • アラーム、ストップウォッチ、タイマー
  • Bluetooth経由でスマホを鳴らすやつ(スマホが見当たらないときに便利)
  • (中国限定)AliPay

これだけの機能がついて4000円です。自分はかなり安く感じます。

歩数や心拍数は専用のアプリ「Mi Fit」をインストールする必要があり、中国製のアプリが不安な方には減点かも知れません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/ibulog_iblog/20191012/20191012001220.png

ただ、データは「Google Fit」と連携可能なので、Mi Bandから違う活動量計への乗り換え時、データの引継ぎがスムーズだと思います。

サードパーティのバンドが充実している

Apple Watchもバンドを付け替えることができますが、Mi Bandにもサードパーティのバンドが存在します。

例えばこんな感じのバンドとか。

item.rakuten.co.jp

私は少しフォーマルな格好をする必要がある場合は、ステンレスのバンドを使用しています。


Mi Band 4の悪いところ

続いて、Mi Band 4の悪いところです。

致命的な欠点は特にないのですが、気になる点はいくつかありました。

昼寝が睡眠にカウントされない

私はよく休日の午前中に運動して、午後昼寝をすることがあるのですが、

昼寝が睡眠にカウントされません。

Apple Watchではきちんと認識されていたので、

Mi Band 4の睡眠認知の感度が低いのでしょうか。それとも自分の寝相が悪いだけなのでしょうか。

中国人は昼寝なんかしないのかもしれません。

「手首を持ち上げて情報を表示」の感度が少し悪い

Apple WatchはSeries 5から常時画面オンに対応しましたが、

Mi Band 4は「手首クイッ」で画面を表示するタイプです。

この感度が若干悪い。

Apple Watchもたまに画面が表示されないときがありましたが、Mi Band 4のほうが頻度が高いです。

これはお値段を考えても仕方ないところだと思いますが。


Mi Band 4は多分現時点で一番オススメのスマートバンド

Apple Watchでできることは70%くらいできる

もちろん、同じ「宿泊できる」というサービスでも、超高級スイートとビジネスホテルではクオリティが違うのは言うまでもありませんが、それでもApple Watchの10分の1以下の価格で同じようなことができてしまうのは驚きです。

Apple Watchも3年ほど使用しましたが、結局Apple Watch側のアプリを利用することはあまりなく、スマホのアプリを使用することが多かったですし、

電子マネーApple Watchに登録したSuicaの改札での反応がイマイチで、改札でスマホ側のSuicaを使用するうちに、電子マネー全般をスマホ側に任せるようになっていました。

ローソンの電子マネー機器、Apple Watchをかざすのちょっとつらい形をしてるんですよね・・・

Apple Watchを使っているけど、Apple Watch「らしい」機能を使っていない方には、ぜひオススメです。

ちょっと試してみることができる価格設定

とにかく価格が安いので、ちょっと試してみるには最高です。

他にも同価格帯のスマートバンドはありますが、よくわからん中華製のバンドを使うよりかはある程度実績のあるXiaomi製の方がいいと思いますし、できることもほとんど変わりません。

サードパーティのバンドのバリエーションも考えると、Mi Bandに軍配が上がると思います。

Mi Band 5の噂が早くも出始めていますし、出たら絶対買うだろうなぁ・・・

おわり。